Sunday, August 27, 2006

Green Marketing

最近Green Marketingが気になる。ヨガやオーガニック食品などのロハストレンドは前からあったのだけれど、以前は一部の人がエンジョイしていたのに対し、今は多くのアメリカ人の生活に浸透している気がするから。車はPriusをはじめとしたハイブリッド・カーが増えてきているし、洋服や化粧品もオーガニックブランドが最近多い。NYではWholefoodsのほかにTrader Joe'sも進出してきてOrganic商品をリーズナブルな値段で買えるようになってきた。デカプリオやボノの影響なのか、アル・ゴアのAn Inconvenient Truthの影響なのか、高騰する石油価格の影響なのかはよくわからないけれど、どうせ買うならGreenでしょう、という雰囲気に(特にNYでは)なりつつある。

成功しているGreen Marketingをみると、環境を前面に押し出しているというよりは、スタイリッシュだったり便利だったりというほかの利点があった上で、そういえば環境・社会にもやさしい、という感じでコミュニケートしている気がする。ちょっと昔の行き過ぎたメッセージとはちょっと違う洗練されたイメージ。

そういう意味では今年のお正月遊びにいったNew Zealandなどは国全体をEco Brandingして成功している例。おみやげもicebreakerの洋服やManuka HoneyやThermal Mudのビューティー商品などが主流。そういうブランドがもっとアメリカに本格的に進出してきても良いのでは、という気がする。

Wednesday, August 23, 2006

South Africa & France

南アフリカとフランスに夫と両親と行ってきました。南アフリカは主にCape TownとKrueger National Park。フランスは夫のFamilyがブルターニュに家を借りていたので、パリから車でブルターニュまでドライブしました。

17年ぶりに訪れた南アフリカは、アパルトヘイトが終わり黒人が自由を手に入れた反面、失業問題、犯罪増加などで観光客として訪れるにはちょっとリスクが高くなっていました。2010年のWorld Cupまでに状況が改善すると良いのですが。

フランスは何度も行ったことがあったのですが、ブルターニュは初めてだったので、Mont St. Michelを訪れたりして、ブルターニュの歴史を堪能しました。フランスはともかくお料理が美味しいので毎年でも行きたい気がします。

今年の夏はちょっと旅行のし過ぎで疲れましたが、働き始めるとあまり旅行ができないと思うのでがんばって旅行してよかったです。

Cape Town














Krueger National Park (Sabi Sabi)




























Mont St. Michel

Wednesday, August 02, 2006

Online Shopping

NYに来てから生活関連の商品をオンラインで頻繁に買うようになりました。マンハッタンに住んでいるので、必要なものはお店ですぐそろうのだけれど、オンラインのほうがセレクションが充実していて値段も若干安く、しかも忙しいときにいつでも買えるので。ということでカテゴリー毎に使用サイトをリストしてみました。

本・CD・DVD: 基本的にAmazonのみ

化粧品・薬品: Sephora.comDrugstore.com

食品: Freshdirect (これはNYのみに配送しているサイトです)

電化製品: BestBuy, CircuitCity, CompUSAなど(エレクトロニクスはFroogleサーチが便利)

ウェディングギフト: Wiliams Sonoma, Pottery Barn, Crate&Barrel, Macy'sWeddingChannel.com経由が多いです)

トラベル・飛行機のチケット: Starwood, Kayak, Expedia, Orbitzが多いかも(他にTravelocity, Hotels.comも使ったりしますが)。あと行ったことがないところは常にTripAdvisorでダブルチェック。

洋服はあまりオンラインで買わないのですが、BlueFlyBagBorrowOrStealは気になっていつもみてしまいます。

ショッピングではないですが、レストラン情報はNYCitySearch, NYTimes, NYMetro, TimeOutNYから入手。予約はOpenTableでしたりします。あと、DailyCandyのメールマガジンはNYに住んでいる女性にはおすすめ。セール関連の情報や新しいお店、トレンド関連の情報が毎日送られてきます。

こうやってみると、もうNYでインターネットなしの生活は考えられないかも。

*もし他におすすめのサイトがあれば教えてください*

Friday, July 28, 2006

Why MBA

友達にMBAで何を学んだの?何か得たものはあるの?ときかれたりするのですが、結構むずかしい質問で、恐らく答えはこれから変わっていくのだと思います。今答えるとすると、下記のような感じでしょうか。

1)友達
友達は別にビジネススクールに行かなくてもできるのかと思うのですが、ビジネスに関して長時間語り合える「ビジネスおたく仲間」を作るにはMBAは非常に良い環境だと思います。しかもバックグランドが全く違う、けれどビジネスに興味があるという点のみ共通している人達と延々と話をする機会は正直今後二度とないのかもしれません。これからMBAに行かれる皆さんもぜひ日本人だけで集まったりせず、いろいろな人と話をしてみると感動するストーリーがいっぱいあると思います。またそこでできた友達の何人かと将来何か面白いことを一緒にできたら最高、と思ったり。

2)ファイナンスの知識
ファイナンスの知識は私にとっては欠けていた知識の一つだったので、コロンビアに来てすごく良かったと思いました。やっぱり自分で勉強するのはちょっと大変だと思うし、リスクやオプションに対する考え方はビジネス全般に活用できるものの見方だと思うので。将来ファイナンスの道に進もうとはあまり考えていないのですが、経営者を目指すためには投資家の視点を理解する必要があると思っていたし、ビジネス言語であるAccountingを会得できたことは私にとって非常に有意義だったと思います。

3)若さ
若さといっても別に見た目が若返ったわけではなく(というか疲れて反対に歳をとっただけ、という気がしますが)、MBAに行って本当に気持ちが若返った気がします。大学1年生ぐらいに、自分は何にでもなれる、と思っていた瞬間があったような気がするのですが、なんとなくその感覚に近い気分に今はなっています。実際MBAを取って今後のキャリアオプションが増えた、ということもあるのかと思いますが、どちらかというと人生に対してもっとProactiveかつ前向きになった、というのが正しいかと。うまく言えないのですが、自分の人生は自分で築きあげていくもの、という姿勢にやっとなれてきた、というところでしょうか。

人によって答えは違うと思いますが、ビジネススクールに行って失敗だった、という人はほとんどいないかと思います。学費+その他のコストに値する金銭的リターンがあるかどうかは不明ですが、一度しかない人生なので、行きたいかたはぜひ行ってみたほうがよいかと。

Thursday, July 27, 2006

V for Vendetta & Comic Wars

日本から帰る飛行機の中でV for Vendettaを観た。Natalie Portman主演のこの映画はもともとAlan Mooreが80年代に書いた漫画が原作となっている。Matrixの製作者が作った映画はMooreは嫌いだったらしいが、私はすごく良いと思った。というかやっぱり私は漫画世代なので、どうもこういう映画に弱い。しかもNatalie PortmanはLeon (The Professional)を彷彿させる素晴らしい演技で最近のStar Warsなんかよりもよっぽど良いと思った。

漫画といえばビジネススクールにいたときにMarvelのケースを勉強したが、倒産に追い込まれそうになったMarvelもいまやSpidermanやX Menの映画化で潤っている。最近Marvelは自ら映画を製作するためのFundも設立したそうで、Licensingだけでなく出版社が映画ビジネスに進出するようになってきているみたいだ。

ちなみに学校で学んだMarvelのケースはHostile Takeoverで有名なCarl IcahnとRon PerelmanのTakeover戦争について。このあたりのストーリーに関してはDan Ravivが書いたComic Warsをぜひ読んでみてほしい(日本語訳がないみたいなのだけれど)。