Tuesday, June 27, 2006

Warren Buffett

Columbiaの卒業生でValue InvestorのWarren BuffettがBill&Melinda Gates Foundationに彼の投資会社Berkshire HathawayのB Stockを1000万株寄付する約束をした(BRK-Bは一株あたり$3000強なので約300億ドル=3兆円)。当然寄付されるのは個人として保有している自社株です。詳細は下記記事を参照。

Warren Buffettのレター
Fortuneの記事
Fortune-Warren Buffettインタビュー

面白いポイントとしては寄付の仕組み。1000万株が一度に寄付されるのではなく、毎年残分の5%が寄付されるようになっているので、Berkshire Hathawayの株価が将来上がれば寄付額は上がり続け、Warren Buffettが生きている間は、毎年寄付が続くことになる。つまりWarren BuffettがBerkshire Hathawayの株価を上げようと頑張れば頑張るほど、彼の寄付金は上がっていくことになる。これこそ究極のDouble Bottom Line経営?

あと、興味深い点としてWarren Buffett自身のFoundationがいくつかあるにもかかわらずBill & Melinda Gates Foundationにほとんど寄付することにしたという点。Buffett FamilyのFoundationをもっと大きくしても良かったのだけれど、BillとMelindaがすでに素晴らしい活動をしていたから、という彼のロジックはあまりにも明確。しかもWarren Buffettは遺産のほとんどを子孫に残さないと名言していることで有名。彼曰く、

In that, we agreed with Andrew Carnegie, who said that huge fortunes that flow in large part from society should in large part be returned to society. In my case, the ability to allocate capital would have had little utility unless I lived in a rich, populous country in which enormous quantities of marketable securities were traded and were sometimes ridiculously mispriced. And fortunately for me, that describes the U.S. in the second half of the last century.

Certainly neither Susie nor I ever thought we should pass huge amounts of money along to our children. Our kids are great. But I would argue that when your kids have all the advantages anyway, in terms of how they grow up and the opportunities they have for education, including what they learn at home - I would say it's neither right nor rational to be flooding them with money.

最後に、Fortuneの記事にも書いてあるとおり、The World's Top 10 BillionairesのNo.1がBill Gates($50B)でNo.2がWarren Buffett($42B)。その二人が組んで政府や企業が解決できない問題に挑戦していく、というのは本当に歴史的な事件だと思う。

Sunday, June 25, 2006

New York Nightlife

MBA学生の間はほぼ毎週(毎日?)のように夜パーティーがありました。木曜日の夜はHappy Hourと呼ばれるキャンパスパーティーがあったのですが、週末やHappy Hour後のパーティーはマンハッタンのバーもしくはクラブで、というのが通常のパターン。"Only weirdos, crazies and MBAs are partying at 3AM on Wednesday"と言っていたのは私のクラスターメート(あたっている)。というわけでコロンビアMBA学生が良く行くNYナイトスポットの紹介です(エリア別になっています)。

Upper West Side
地元UWS。70-80丁目のブロードウェイ、アムステルダム、コロンバス街沿いにParlour、Prohibition、420、Jake's Dilemmaといったバーがあります。夏はハドソン川沿いのBoat Basinで集まることも。

Columbus Circle
59丁目とBroadwayの近くにあるHudson HotelのHudson Bar、Time Warner CenterのStone Roseは会社帰りの人も多い。

Chelsea
27丁目と10番街はMarquee、Pink Elephant、Bed、Cain、Guest Houseといったクラブが集中しています。これらクラブの特徴としては、1)知り合いがいないとなかなか入れない(特に男性は女性を連れていないと一人数百ドルするBottle Serviceを要求されます) 2)内装がこっている 3)11時前は開いていないところが多い、といったところでしょうか。

Meatpacking
14丁目と9番街を中心にGansevoort HotelMaritime Hotel、PM、Cielo、APT、LotusBuddha Barといったバー・クラブがあります。レストラン兼バーが多いので、遅めのディナーを食べてそのままパーティーというパターンが多い。夏はGansevoortのRooftop BarかMaritime HotelのCabanaといったアウトドアスペースがおすすめ。

その他
MidtownにあるFizz(会員制クラブなのでクラブメンバーの知り合いが必要)、19丁目と5番街にあるFlatiron Lounge、TribecaのBubble Loungeも誕生日パーティー等でよく行きました。

常に変化しているNYナイトライフ、上記の多くは数年後にはもうないかもしれません。

Greece & Turkey

卒業旅行でギリシャとトルコに行ってきました。
正直トルコのほうが良かったです(遺跡がいっぱい!)。
下記はトルコの写真。




Graduation

相変わらず書くのが遅すぎるのですが、1ヶ月ほど前にコロンビアビジネススクールを卒業しました。あっという間の2年間。本当に楽しかったし、多くを学んだ気がするのだけれど、学んだことをこれから実践できるかどうかで行った価値があったかどうかが決まる気がする。

下記は卒業式の写真。